聖夜のつどい ほぼ全文 その1

こちらは8月2日19:00から行われた聖夜のつどいの会話ほぼ全文となります。 (制作 @kun_inu)
※少し曖昧な部分があります。 あとは誰がしゃべったかわからないものも。
※レン=レンブラント ファ=ファーブル あとはそのまま。
※噛んだ部分や言葉に詰まった感じもそのまま書いています。

放送開始後1:16秒 ノック2回(トン トン) ドイル(もやしくんさん登場)
ファ(受付)「さあどうぞ」
ファ「みなさん、ドイルが、来ました。」
ファ「ドイル、こちらに入場証をつけてくれたまえ。」
もやしくんさん「はい・・・」 「こちらに。」
ファ「好きな場所にかけてくれたらいい。」
ファ「これで君も食事会の参加者だ、さあこちらへ。」
ファ「こちらに。」
ファ「どうぞ、これで乾杯する。」
ファ(司会進行も)「では、メリー。 時間になりましたので。」
メリー「ノイマンがまだのようですが。」(いらつく)
ファ「(息を吸う) 連絡は、受けておりませんが。」
ファ「太宰、何か聞いているか?」
太宰「いや・・・・どうして私が知っていると?」
メリー「いいわ。 始めましょう。」
ファ「わかりました。 それではメリー、ご挨拶をお願いいたします。」

メリー「本日は、聖夜協会の食事会にお越しいただき、ありがとうございます。
ただ皆さんと一緒にお食事をするだけのこの回ですが、光栄なことに、最近では参加を希望される会員の方も、大勢いらっしゃるそうです。
とはいえ、月に一度のこの会はもともとセンセイがお始めになったもの。
当時からの慣例を崩し、むやみに人数を増やすこと、私は反対です。
そこで本日は実験的に、インターネットでのこの会の様子を配信することにいたしました。
この映像を見てくださっている皆さんも、ありがとうございます。
「ご存じのとおり、私たちは清く正しいクリスマスをはじめとした、世の中の是正を目的とした集まりです。
といっても、私たちは暴力的な手段を好まず、特別な権力も持ちません。
より良い未来が訪れるよう、今夜も議論を尽くしましょう。」
メリー「それでは」 「聖なる夜に、 乾杯。」
一同「乾杯。」 グラスは合わせずに白ワインに一口。
ファ「では始めましょうか。」
ファ「ドイル。」
「はい。」 (メリーは左手でフォークを持つ)
ファ「今回はち、初めて生放送ということになるのだが。初の試みということもあって。ん。」
ファ「あの、様子をぜひ、ドイルにチェックしてもらっていたい。構わないかい?。」
ドイル「任せてください。」
(タブレットを渡される)ファ「では、食べてくれたまえ。」
ドイル「いただきます」
「飽くまでやってくれたまえ」(?)(音量上がる)
「なかなか」
ファ「私もこれが苦手なものでね。なかなかやってしまう。」
(フォークをが皿に強く当たる音)ファ「ふっ」
レン「失礼」(鼻をすする音)
太宰「なあ、レンブラント」
レン「ん?なんだい?」
太宰「君は美しさを主張する割には、ずいぶんと食事がお粗末じゃないかい?」
レン「まぁたお小言ですか、太宰は。そういう小さい事に気を取られていたらしわが増えますよ。」
レン「醜いしわは心に影響を与えます。あなたもゆがむのです。」
太宰「ふふっ、私は常に美しい心を持っている。」
レン「ふふっ」
太宰「君ほど惰弱じゃない。」
レン「ふふっよく言いますね。」
太宰「だから君たちは甘いのだよ。ノイマンなんか、この重要な席に遅刻までしてるじゃないか。」
レン「イヤ、イヤイヤイヤイヤ。 それはお前ら強硬派が何かやったんだろ。」
太宰「何を言ってるんだ、仲間を疑うなんて『教典の教え』に反しているぞ。」
レン「教典の教えに反してるのはそちらのほうでしょう。 はぁ。」
レン「ニールさんなんて、教典に目も通していないそうじゃないですか。」
太宰「ふっ、彼は我々の中でも問題児だ。一緒にしないでほしい。」
(かぶせ気味に)レンブラント「よく言うよ。」
ファ「お二人とも。 メリーの前ですよ。」
レン「しかし、どうも食べづらいんだよなこういうのって」
ファ「ハッハッハ、うまく肉と絡めてくれ」
太宰「おいしい、実においしい。」
レン「食べ方ぐらい指図されなくてもいいと思うんだけどなぁ。」
太宰「うん。この前の時は私も思った。」(クククッと静かに笑う)

レン「今のところそちらに何の問題もないかい?」
ドイル「まったく問題ありません。」
レン「そっか、それならよかった。」
ファ「我々は、あまり顔は広く見せないしきたりだから。君も気を付けたまえ。」
ドイル「はい・・・」

太宰「ドイル君、あまり進んでいないみたいだな。せっかくおいしいのに、食べたまえ。」
ドイル「ではいただきます。」
レン「おいしいものは楽しまないと損ですからね。」
レン「と言っても、こんなに見られてる中だと食事もしづらいか。」
ファ「まぁ、気楽に、食事を楽しんでもらえることを願う。」

ファ「あまり口に合わなかったのかな?」
ドイル「いや、大変おいしいです。」
ファ「ではよかった。」
レン「君は食べにくいと思わないかい?」
レン「どうもこの下の葉っぱを、ぼく、取るのが苦手でね。」
ドイル「そうです、ね。」
ドイル「あぁ、自分は結構なんで。これだけで。」

太宰「なんだ、誰もノイマンからの連絡は受け取っていないのか?」
ファ「私のところにも来ていないが」
太宰「なるほど、 ふふっ んんっ(咳をする)」

レン「この部屋がそんなに珍しいかい?」
ドイル「あぁ、まぁ。初めて来たもので・・・」
レン「まあそうだよな。」
ファ「実は毎回会場は違うんだが、今日のところは格別に良いのだ」
ドイル「なるほど。」
レン「三回前の時なんか、ちょっとびっくりしましたもんね。」
ファ「はっはっはまあ、あれもあれで趣があってよい」
レン「ハハハハッ」
太宰「今度、銀座の方に使いたい店もあるのだがな、紹介しよう。」
ファ「くれぐれもメリーの、口に合う、料理を出してくれよ?」
太宰「それもそうだ。」

?「ふっ」

レン「やっぱり新しい人が来ると、全然空気が変わりますね。」
ファ「まあ、いつでも我々は、教えに忠実であるだけではありますけれど。」
スタッフ「おすきのお皿をおさげします。」
ファ「彼も大丈夫ということです。」
太宰「ドイル君、そこにはなにか、ノイマンに関する情報は書かれていないのか?」
ドイル「いえ、ノイマン・・に関する情報は何一つ書かれていません。」(手元にスマホ)
太宰「なるほど、一体どうなっているのやら。」
ファ「ノイマンがここまで遅刻するとは思えないのですが・・・心配です。」
レン「こんなことは今までなかったですもんね。」
ファ「はい」
太宰「しかし人間は、変化する生き物だ。何があるかわからん。」
レン「変化を『加えた』んじゃないんですかねぇ」
太宰「ふっ」
一同沈黙 ファーブルのグラスだけがかなり減っている。



  • 最終更新:2015-01-05 09:52:02

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